さだまさしと清志郎と慶一

先月、格安で見つけたグレープのベスト盤を購入。昔のはカセットしかないし、新品買うほどでもないし(^^;。


グレープ ザ・ベスト

グレープ ザ・ベスト


私的音楽遍歴でいうと、まずビートルズから入って、BCRのブームがあって、チープトリックとかクィーンとかの流行と平行して、さだまさしとかかぐや姫等のいわゆるフォークを聞き始めたわけです。この間、だいたい小5〜中2ぐらい。で中2ぐらいで、はじめてYMOと遭遇するわけです。


当時仲のよかったSがフォークギターを弾いていて、その影響で聴き始めたんだと思う。「ヤングフォーク」とか「Gut's」とか雑誌もいっぱいありました。曲ももちろんだけど、いわゆるフィンガーピッキングのギターの音色に惹かれたんだと思う。イメージでいえば、ギブソンでなくマーチン(さだまさしヤマハだと思うけど(笑))。だからこそ、はじめて初期のRCを聴いたときのインパクトは強烈だったんだけど。


で、読み返していた「GOTTA(ガッタ)!忌野清志郎 (角川文庫)」に、松山千春との比較でさだまさしについて触れた部分があったので引用。

さだまさしなんかボキャブラリー豊富だし案外凄いと思うけどーまあオレは絶対あんな歌、自分ではやんないけどね。だけど千春のあの詞はなんだよ、(以下省略)


さだまさしといえば思い出すのが、確か「THE WORST OF MOONRIDERS(紙)」に「関白宣言、だいっ嫌いだよ!」と吐き捨てる鈴木慶一の声が入ってた(笑)。ま、気持ちはわかるんだけど・・・(^^;。


改めて聴き返してみると、やっぱり若い頃に聴いたモノって染みついているなあと。「交響曲」とか異国情緒な曲は、「暗い」「コミカル」といった一般的なイメージとは違う感じではないかと。


先日某所で話したんだけど、つくづく雑食だと思います、音楽については(笑)。