Puff,the magic dragon

PPMのマリー・トラバースが亡くなったらしい(excite news)。


ロックを聴く僕らにとっては、フォークといえばボブ・ディラン止まりだし、ロックの源流としてR&B(最近の流行じゃなくてオーティスとかサム&デイブ、ウィルソン・ピケットなど)やブルースに辿り着くことはあっても、PPMとかキングストントリオ、ブラザーズ・フォーといったフォークグループは、あまり振り返ることのないジャンルだろう。実際、PPMも「パフ」と「500マイル」ぐらいしらないし、なんというか反骨もメッセージもない脳天気でノンポリな・・・という漠然としたイメージ(笑)。


でも「パフ」は好きな曲だった。純粋にギターとコーラスだけで成り立つ美しい音楽。ロックが世の中に登場し、その直撃を受けた世代にとっては、その前段としてこれらのフォークグループがあって、たぶんそのエッセンスは、僕らが聴いている音楽の中にも、直接、間接に含まれているのだと思う。清志郎PPMの曲について語っていたインタビューがあったような気がする。


最後に映像を二つ。昔のものと、おそらく比較的近年のもの。合掌。