鈴木ヒロミツとビートルズ

小学生の頃、友達の影響でビートルズを聴き始めた当時、ニッポン放送で「ビートルズ大全集」という番組があった。確かプロ野球中継のない時期の月曜、夜八時。音楽とラジオへの入り口でもあった。


番組の司会は鈴木ヒロミツ。TVで見たことはあったけど「なんでこの人がビートルズについて語っているのか」がさっぱりわからなかった。当時は高価なLPをそう買えるはずもなく、カセットテープでのエアチェックが貴重な情報と音源だった。カセットテープも高く、60分テープ1本で1ヶ月の小遣いはなくなった。ラジカセもモノラル。英語の曲名もよく聞き取れず、「デイ・トリッパー」は「デレク・リッパー」なんて書いていた(笑)。


モップスも、そこで歌っていた鈴木ヒロミツを知るのも、ずっと後になってから。私の中では、彼はビートルズと分かちがたく結びついている。合掌。


ザ・ビートルズ’65BOX(国内盤)

ザ・ビートルズ’65BOX(国内盤)


初めて買ったLPはキャピトル盤の「BEATLES VI」。単品が見つからないのでコレを。